梅毒患者は増え続けている、と現役の医師が指摘しています!

梅毒と聞くと、それは過去の性病だとあなたは思いませんか?確かに昔は大流行したけど、現代ではそんなに感染者はいないだろう、そう思っていませんか?

梅毒はHIVと同じで法律で感染者の全数報告が義務付けられています。保健所で見つかっても病院で見つかっても1週間以外に報告する義務があるのです。

従って、日本中で見つかった梅毒患者の人数は全数報告されます。例えば、2013年(平成25年)の報告数では、男性が989人、女性が237人、合計1,226人の新規梅毒感染者が報告されています。(下図参照)

この人数をHIV感染者と比較すると、HIVでは2013年に1,546人の新規HIV感染者が見つかっています。梅毒感染者はHIV感染者より2割少ないと言うことなります。

「なんだ、やっぱり梅毒感染者は少ないのか。」

あなたはそう思うかも知れません。しかし、実態はそうではないのです。

「ドクター谷口のセイフティセックス」と言うサイトがあります。谷口氏は大阪にある谷口医院の院長です。

谷口医師はサイトの中で、

「少なくとも梅毒感染者はHIV感染者の2倍はいるはずだ。」

と指摘されています。

その理由は、梅毒の病原菌である、梅毒トレポネーマはHIVよりもずっと感染力が強く、しかもコンドームだけでは感染を防ぐことができないからです。

梅毒による病変が性器以外に発症することもあり、コンドームを装着しても性器以外から感染する可能性があるのです。オーラルセックス、アナルセックスはむろん、ディープキスでも感染することがあります。

谷口医師がご自分の医療経験から梅毒感染者を見積もると、ざっとHIV感染者の2倍はいると言われるのです。

では、なぜ全数報告が義務付けされた梅毒感染者の報告数はHIV感染者の半分くらいしかないのか。その理由は、2つ考えられます。

1つは、診察した医師が正確に報告していないことです。そもそも、梅毒が全数報告を義務付された性感染症であることを知らない、あるいは業務に追われて届を忘れてしまうなどの理由によります。

一度感染すると完治させることの出来ないHIVと違って、梅毒は治療によって完治が可能であるため、どうしても医師からすると梅毒の方を軽くみてしまうことがあるのです。

もう1つの理由は、医師が梅毒を見逃すケースです。確かに梅毒感染者はかつてほど多くないため、全く診察したことがない医師が多くいます。梅毒の多様な皮膚疾患はときに診察が難しいと谷口医師は指摘されています。

こうして、見かけ上は年間の感染者が800人から1000人程度、HIVの50%から80%程度とされている梅毒感染者は、実は年間に3000人以上もいる可能性があり、決して過去の性病ではありません。

梅毒は発症と潜伏を繰り返します。しかし、早期に見つかれば抗生物質の投与で完治出来ます。あなたに気になる皮膚疾患があれば、すぐに検査を受けて下さい。

なお、梅毒はHIVとの重複感染がもっとも多い性感染症です。HIVとの同時検査をお勧め致します。

管理人注記:平成26年についても新規梅毒感染者の増加傾向は止まっていません。こちらのデータをご覧下さい。

『新規梅毒感染者2014年(平成26年)』

 

アイコンボタン梅毒感染者急増!この2年間で2倍に増え、更に増加傾向にあります。
梅毒バナー

梅毒とHIVは重複感染が多い。ぜひ同時検査を!
タイプOバナー3 ・HIV・梅毒・B型肝検査。(男女共通
・HIVと最も重複感染の多い性感染症。

矢印STDチェッカー タイプO
一番怖い、一番感染者が多い。不安ならまとめて検査。
タイプEバナー3 ・HIV・梅毒・B型肝炎
・クラミジア・淋菌
・まずは5種類検査で一安心

矢印タイプE 男性はこちらから

矢印タイプE 女性はこちらから