梅毒の感染ルートには、性行為感染、母子感染、血液感染の3つがあります。

◇性行為感染

この性行為感染がもっとも多い感染ルートです。感染者の体液に含まれる病原体が、相手の粘膜部や皮膚の微細な傷口から侵入して感染します。また、オーラルセックスや、ディープキス、素股行為でも感染することがあります。

ディープキスでも感染と聞くとちょっと驚きませんか? 他の性感染症で、キスで感染するものはそうありません。これは、梅毒の病原体である梅毒トレポネーマが口の中にも感染することがあるためです。

関連記事:『梅毒はキスだけでも感染する?』

◇母子感染

梅毒に感染したまま妊娠したり、妊娠の初期に梅毒に感染した場合、そのまま治療を受けずに出産すると赤ちゃんに感染して死亡、もしくは早産、流産となることがあります。感染確率は約40%と言われているそうです。(注:別の資料ではほぼ100%と書かれていました。)

また、妊娠の後期に梅毒に感染して出産した場合には、先天梅毒児となり、乳児期や幼児期になってから梅毒の第二期症状が出ます。また、学童以降に様々な症状が出ることもあります。

従って、妊娠した場合には必ず健康診断で梅毒検査を受けること、また妊娠中に梅毒に感染しないように注意することが大事です。これは梅毒に限りません。HIV感染、クラミジア感染症、淋菌感染症などの性感染症も全て同様です。

新しく素敵な恋人が出来たとか、結婚するとか、妊娠したとか、そういった節目には検査を受けてご自分の健康をチェックされることをお勧めします。出来ればパートナーといっしょに検査を受けることが出来れば最高ですね。

関連記事:『梅毒の母子感染』

◇血液感染

輸血などによって、梅毒の病原体に汚染された血液が入ることによって感染します。現在の日本の医療環境ではまず血液感染は起こり得ません。

また、何かの病気で手術をする場合や入院する場合に、院内感染防止と患者のケアのために梅毒検査を行うことがあります。これはHIVやC型肝炎などといっしょに検査されることが多いようです。(実施は病院によって異なります)

以上が梅毒の感染ルートでした。この感染ルートから思いつく予防策は、まずはコンドームの使用です。しかし、オーラルセックスや場合によってはキスでもうつるとあっては、コンドームだけでは万全とは言えません。不特定多数相手の危ない性行為を避けるとか、相手を選ぶことも大事かも知れませんね。

そしてあなたに梅毒感染の不安や心当たりがあるなら梅毒検査をお勧め致します。感染初期で分かれば治療期間も短くて済みます。

なお、一般に梅毒感染は必ず自覚症状が現れる病気だと思われていますが、感染初期においては必ずしもそうではありません。梅毒に感染しても無症候の場合もあるのでご注意ください。⇒『梅毒感染の1/3が無症候!』

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