梅毒検査の偽陽性とは、いったいどんな場合に発生するのでしょうか?

あなたが保健所や病院で梅毒検査を受けたとき、検査結果が「陽性」と出たとします。

きっとあなたは慌てることでしょう。ショックを受けたり不安や心配になるかも知れません。当然です。

でも、ちょっと待って下さい!もしかしたら、その「陽性」判定は「偽陽性」かも知れません。

◇STS法の偽陽性

STS法は梅毒感染によって増える、カルジオリピン抗体を検出するものです。

この抗体は梅毒そのものを抗原としていないため、梅毒感染以外でも陽性となることがあります。

STS法の詳細はこちら⇒『梅毒の検査方法について』

どんな場合に「偽陽性」が発生するかと言えば、以下のケースです。

●全身性エリテマトーデス

発熱、全身倦怠感などの炎症を思わせる症状と、関節、皮膚、内臓などのさまざまな症状が一度に、あるいは次々に起こる病気。

その 原因は、今のところわかっていませんが、免疫の異常が原因の1つと考えられています。

国内には2万人から4万人の患者がいると言われています。(難病情報センターより)

●膠原病(こうげんびょう)

自己免疫疾患とも呼ばれ、病原体に対する免疫が自分に対して働いてしまう病気です。

リウマチや線維筋痛症もこれに含まれます。発熱、咳、蛋白尿、関節痛、湿疹、下痢、腹痛、倦怠感が長期間続きます。

●肝疾患

●妊婦

●麻疹

「はしか」のことです。

●水痘

「みずぼうそう」のことです。

●EBウイルスなど、梅毒以外の感染症

●麻薬中毒

こうした病気の場合、梅毒に感染していなくても、カルジオリピン抗体が陽性になることがあります。

STS法はもともと梅毒検査の特異性としては低いため、この検査だけで梅毒感染を確定することはありません。

TP抗原法などを併用して判定します。

◇TP抗原法

TP抗原法は梅毒トレポネーマ(TP)を抗原とし、その抗体を検出する方法です。

従ってSTS法よりも特異性は高く、「偽陽性」は発生しにくいとされています。しかし、全く皆無という訳でもありません。

以下の場合、「偽陽性」の可能性があります。

●歯周病(口腔トレポネーマ)

歯と歯ぐきの間から入ったバイ菌が、歯肉に炎症をひき起こし、さらに、歯肉の中にある歯槽骨(アゴの骨)を溶かしてしまう病気です。

●全身性エリテマトーデス

●膠原病

●EBウイルス

感染すると発熱・リンパ節腫脹・咽頭痛などの症状が出ます。

●エプトスピラ症

病原性レプトスピラを原因とする人と動物の共通感染症です。

風邪症状のみの軽症型から、黄疸・出血・腎不全までを伴う重症型まで様々な臨床症状を示し、重症型については「ワイル病」と診断されます。

●マラリア

●回帰熱

●ライム病

ネズミ、シカ、野鳥などを保菌動物として、マダニが媒介するスピロヘータの一種、ボレリアの感染に起因する細菌感染症です。

全身性の多様な症状があらわれます。


あなたに梅毒感染の心当りが全くなしで、かつ上記のような症状を抱えてTP抗原法が陽性となった場合は医師に相談してみてください。「偽陽性」かも知れません。

なお、一度でも梅毒に感染すると完治後も抗体が体内に残り、TP抗原法では陽性反応が出ます。

つまり、「偽陽性」が出ます。

こうした事情もあって梅毒検査にはSTS法とTP抗原法が併用されることが多いのです。

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