あなたは、ご存知ですか?

日本国内の新規梅毒感染者はこの5年間で6.6倍に急増しています。(国立感染症研究所データ)決して過去の性病ではありません。

梅毒感染で必ず症状が出るとは限りません。日本性感染症学会『性感染症 診断・治療 ガイドライン 2016』によれば、2015年の新規梅毒感染者の凡そ1/3は無症候梅毒でした。

梅毒・HIV・B型肝炎は重複感染が多く、放置すると進行が早まったり、より重症化する危険性もあります。

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梅毒によるぶどう膜炎。

重症化すると失明してしまう危険性もあります。

一般に、梅毒の症状と言えばバラ疹に代表される皮膚疾患、脳神経障害、骨膜炎など全身に及びます。

その中には眼症状も含まれています。場合によっては失明することさえあります。

今回は梅毒症状の中で、これまで取り上げてこなかった眼症状を記事にしてみたいと思います。

 

◇梅毒の眼症状とは?

梅毒の眼症状の代表的なものは、梅毒第二期に併発するぶどう膜炎です。

ぶどう膜炎って、あまり聞きなれない病名だと思います。

まずは「ぶどう膜」が何かを説明しましょう。下の眼の構造を表した図をご覧ください。

目の構造
図1.眼の構造

図1の通り、ぶどう膜とは虹彩・毛様体・脈絡網の総称をいいます。

●虹彩

紫外線をカットするメラニン色素が含まれています。

 

●毛様体

水晶体の厚みを調整している筋肉です。

 

●脈絡網

網膜や虹彩、毛様体に栄養や酸素を運ぶ血管や神経が通った薄い膜です。

この3つを総称してぶどう膜と言います。

そしてこのぶどう膜が炎症を起こしたものをぶどう膜炎と言います。

ただし私が調べたところ、先の3つの他に網膜、強膜に発生する炎症もぶどう膜炎に含まれます。

そして、梅毒によるぶどう膜炎は梅毒だけの特徴的な症状ではなく、他の要因で発症したぶどう膜炎と区別は難しいのです。

眼の診察だけで梅毒によるものかどうかは判断できず、梅毒血清反応検査によって判断します。

 

ぶどう膜炎以外の眼症状としては以下のようなものがあります。

●視神経病変

視神経炎、視神経網膜炎、視神経鞘炎などを発症し、視神経萎縮に至ることもあります。

 

●角膜実質炎

角膜実質とは、角膜の厚みの90%ほどをしめる層で、厚みは約0.4~0.5ミリ程度です。

角膜は外から入ってきた光を屈折させて網膜に像が結ばれるのを助ける役目をしています。

角膜は再生能力がほどんどないので、角膜実質炎によってここを破損すると視力に大きな影響を与えます。

 

◇治療法

まずは基本的な治療として抗生物質による通常の梅毒治療を行います。

その上で、虹彩毛様体炎に対してはステロイド剤を点眼し消炎を行います。

また、散瞳薬(瞳孔を広げる薬)を使って瞳孔管理を行います。

 

◇梅毒による眼症の注意点

先ほども書きましたが、梅毒性の眼症状には特徴的な所見はありません。この症状だから梅毒だ、と判断できるような症状はないのです。

従って、もしもあなたが無症候梅毒であり、たまたま眼の症状から眼科を受診したとしたら。

あなたを診察してくれた医師が梅毒まで考慮して検査をしてくれれば幸いですが・・・

もしも他の要因によるぶどう膜炎として処置されてしまえば、当然ですが梅毒感染は継続します。

更に病気は進行し、重症化する危険性があります。

あなたを診察した医師の診断技量にあなたの運命がかかっているのです。

むろん、あなた自身は眼の病気だと思って眼科を受診しているのでまさか性感染症の一種である梅毒に感染しているなど思いもよらないでしょう。

ここは医師にしっかり梅毒感染を見つけてもらうしかありません。

それでも100%医師任せは怖いので、頭の片隅にでもこの記事を覚えておいて下さい。

そして、あなたが梅毒感染に心当たりがあって、何かの眼症状が出たらぜひ梅毒検査も考えてみて下さい。

梅毒による眼症状は重症化すると失明の危険さえあります。どうぞご用心下さい。

*参考文献

モダンメディア「現代の梅毒」

日本性感染症学会 ガイドラン2016

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