今回は様々な診療科で見逃されている梅毒についてのお話です。

情報源はこちらです。⇒『梅毒は様々な診療科で見逃されている』(リンク切れはごめんです)

◇口腔咽頭病変のみの症状

梅毒の症状と言えばすぐに思いつくのは多様な皮膚疾患です。感染初期の第一期から感染患部に赤いしこりのようなものが出来ます。

そしで第二期には梅毒性バラ疹という最も代表的な皮膚疾患が現れます。

むろん梅毒の症状としてはこうした皮膚疾患だけでなく髪の毛が抜けたり(梅毒性脱毛)、リンパ節の腫れ、扁桃炎などもあります。

あるいは発熱、頭痛、倦怠感などの症状が出ることもあります。

ところが、しらかば診療所(東京都新宿区)院長の井戸田一朗氏によると、梅毒の症状が口腔咽頭病変として出てくる場合があるそうです。

要するに口の中、喉に病変が出るんですね。口や喉の粘膜部に斑点が出たり、浅い潰瘍が出来たりするのです。

そして、こうした口腔咽頭病変の場合、まずほとんどの人は口腔内科や歯科などを受診するわけです。

すると当然、そういった病院に梅毒患者が来ることはめったにないので、診察した医師が「梅毒」を疑うとは限りません。

見逃してしまう可能性がある訳です。

口腔内科や歯科で見逃しても、やがて皮膚疾患が出れば皮膚科で梅毒だと診断される可能性は高いです。

しかし、井戸田氏によると、まれに梅毒の症状が口腔咽頭病変しか出ない患者さんもいるそうです。

こうなると梅毒発見までに時間がかかるかも知れません。

井戸田氏はこう指摘します。

『プライマリ・ケアの現場では、口腔咽頭梅毒を疑うことは難しい』

プライマリ・ケアと言うのは、あなたの身近にあって、何でも相談にのってくれる総合的な医療のことです。

掛かりつけの町医者、といったイメージです。あなたが体調不良のとき、真っ先にお世話になる医療現場ですね。

そういった町医者ではHIVや梅毒などはめったにお目にかかりませんよね。だから医師が体験した症例も少なく、すぐに梅毒だと分からない可能性があるのです。

 

◇皮膚疾患でも分からないことが・・・

更に梅毒感染による皮膚疾患でさえ皮膚科で見逃される可能性があると指摘されます。

例えば、梅毒の代表的症状、バラ疹をジベルばら色粃糠疹と間違うことがあるのです。

ジベルばら色粃糠疹(ひこうしん)とは突然腹部に赤い発疹が多数現れるもので、原因はハッキリしていません。

ただ、放置していても自然と治るしそれほど怖いものではありません。

私はネットで梅毒バラ疹とジベルばら色粃糠疹の両方を写真で見ましたが、そっくりです。見分けがつきません。

著作権があるのでここに写真を貼りつけ出来ませんが、ぜひあなたもここのサイトで見て下さい。

●梅毒バラ疹

●ジベルばら色粃糠疹

リンク切れの場合はごめんなさいです。

関連記事:「梅毒バラ疹とジベル薔薇色粃糠疹」

また、梅毒による潰瘍を性器ヘルペスによる潰瘍と判断された患者の例もあるそうです。

このようにバラ疹や潰瘍などの皮膚疾患でも梅毒と分からないことがある訳です。

 

◇梅毒は様々な診療科で見逃されている

口腔内科、歯科、皮膚科で梅毒が見逃されることがあると書いてきましたが、梅毒には次のような症状が出ることもあります。

・頭痛、脳腫瘍(の疑い)、認知症
・飛蚊症・霧視
・ラムゼイ・ハント症候群(の疑い)、難聴
・大動脈瘤破裂
・左側腹部痛
・胃潰瘍(の疑い)
・急性肝炎
・ネフローゼ
・悪性リンパ腫(の疑い)

そねざき古林診療所(大阪市北区)の古林敬一氏は、

「こうした症状が出て病院へ行った場合、バラ疹のような典型的な梅毒症状が併発していなければ医師が梅毒を疑うことは難しいかも知れない。」

と指摘されています。

それゆえ古林氏は、

「梅毒は偽装の達人だ。」

とも言われています。梅毒を見かけの症状からだけで判断するのは難しく、血液を採取しての抗体検査をしないと判断出来ないと言うことです。

かくして梅毒は様々な病変を見せ、口腔内科、歯科、皮膚科、内科などで偽装の達人ぶりを発揮することになります。

従って、あなたご自身が梅毒感染の可能性に思い当たる行為があれば、例え医師が指示しなくても梅毒検査を受検されるようオススメします。

ちなみに、井戸田氏によると梅毒感染よる口腔咽頭病変の場合、非常に感染力が強くオーラルセックスによる梅毒感染は容易に発生するそうです。

あなたはうつされないよう、またうつさないよう、くれぐれもご用心下さい。

アイコンボタン梅毒は早期に見つけないと完治までの時間が長くなります。
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