あなたは、ご存知ですか? 日本国内の新規梅毒感染者はこの5年間で6.6倍に急増しています。(国立感染症研究所データ)決して過去の性病ではありません。 *あなたのご自宅でTP抗原法(CLEIA法)による梅毒検査が可能です。 |
国立感染症研究所の週報、第22週(5月28日~6月3日)までのデータから、月別の新規梅毒感染者数、及び累計感染者数をグラフ化してお届けします。
なお、対比のため2017年のデータも添付します。
◇週報概要
項 目 | 2018年 | 2017年 |
5月の新規報告件数 | 685件 | 438件 |
1月~5月末までの累計 | 2,601件 | 1,961件 |
国立感染症研究所が6月12日に発表した週報によれば、5月の新規梅毒感染者は685件、1月からの累計感染者件数は2,601件です。(第22週、6月3日までの集計です)
◇月別新規梅毒感染者数
まずは月別の新規梅毒感染者数からグラフをご覧下さい。
グラフ1.梅毒月別感染者数
赤い棒グラフが2018年、青い棒グラフが2017年です。5月は685件と今年に入って最も新規感染者の報告が多くなりました。昨年同時期を大きく上回っています。
ただ、第22週が6月に入って3日分が加算されているので、その分だけ多くなっているとは思います。
◇新規梅毒感染者の累計数
次は新規梅毒感染者の累計です。こちらも前年と対比してあります。
グラフ2.新規梅毒感染者累計
赤い折れ線グラフが2018年、青い折れ線グラフが2017年です。5月末の累計が前年比32%増です。このまま12月末まで同じペースで増え続けると、2018年の年間累計は7,600件を超える計算になります。
梅毒感染者が増えたと、あれだけ大きくニュースで報じられた2017年を更に大きく上回ってしまう増え方です。
まさに50年前、1969年(昭和44年)まで逆戻りの感染者数となってしまいます。
◇第1四半期 男女別 年齢層別感染者
前月の月報で紹介した2018年第1四半期(1月~3月)の新規梅毒感染者の男女別、年齢層別グラフを今月も引き続き掲載しておきます。
グラフ3.男女別年齢層別
注目点は以下の3点です。
1.20代女性の新規梅毒感染者が急増している。
2.第1四半期1,407件のうち、26%は無症候梅毒だった。つまり症状が出ないまま梅毒感染が見つかっている。
3.0歳で男女それぞれ2件ずつ、合計4件の梅毒感染が報告されている。これは母子感染によるものである。
若い女性の感染者が増加したことによって、母子感染も増えています。母子感染は事前に梅毒感染が分かれば防ぐことが可能です。母子感染防止からも早期の梅毒検査が重要です。
以上、5月の梅毒動向報告でした。
梅毒は早期に見つけないと完治までの時間が長くなります。
梅毒とHIVは重複感染が多く、重症化したり進行が早まったりします。
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