2017年の新規梅毒感染者の速報値12月版です。すなわち2017年の通期版とも言えます。

データソースは国立感染症研究所の週報です。

『IDWR速報データ』

今回は2017年第52週(~12月31日)までの累計データです。

*週報はあくまで速報値であり、後に修正になることがあります。

当月報では次の3つのデータをあなたにお届けしています。

●2017年の新規梅毒感染者の累計

参考値として梅毒と重複感染の多いHIVも合わせてご紹介しています。

●2017年と2016年の新規梅毒感染者累計比較

月別の感染者数を累計し、2017年と2016年を比較しています。

●2017年月別の新規梅毒感染者

参考値として2016年の同データを合わせてご紹介しています。

 

◇第52週(~12月31日)までの累計

種類/月 12月新規 12月31日までの累計
梅毒(件) 491
5,770
HIV(件) 111 1,374

今年1月から12月までの累計を月別グラフで見てみましょう。

梅毒HIV12月
グラフ1.第48週までの累計

赤い折れ線グラフが梅毒、青い折れ線グラフがHIVです。

梅毒感染者は年間で5,770人となり、予想通り5,000人の大台を大きく突破してしまいました。

新規梅毒感染者が5千件を超えるのは1973年(昭和48年)の5,281件以来実に44年ぶりとなりました。

まぁ、2017年は5,000人を超えたと言うより、6,000人の大台に限りなく近づいたと見るべきではないでしょうか。

ここで過去16年間の新規梅毒感染者の推移をグラフで見てみましょう。

梅毒感染者推移
グラフ2.新規梅毒感染者推移

いかがでしょう。グラフ2をご覧頂いてお分かりのように、このペースだと6,000人突破どころか7,000人突破する勢いです。

もしも2018年、年間の新規梅毒感染者が7,000人を超えれば1969年(昭和44年)以来となります。約50年ぶりの大台と言うことになってしまいます。

いったい梅毒感染者はどこまで増加するのでしょうか。

ここで比較の為に昨年同時期の梅毒とHIVの累計データを載せておきます。

■2016年同時期(第52週までの累計)

●梅毒 4,518件

●HIV  1,428件

すなわち、12月末時点で昨年同時期と比べると、こうなります。

●梅毒 +1,252

●HIV ー54

 

あくまで国立感染症研究所の週報ベースの速報値ではありますが、年間通してHIV感染者は減少、梅毒感染者は増加、この傾向が明確になっています。

ここで2017年と2016年の累計比較グラフをご覧下さい。

梅毒累計12月
グラフ3.20167年と2016年の累計比較(48週まで)

こうしてグラフで比較してみると、いかに2017年が増えているか、一目瞭然です。

◇月別新規梅毒感染者件数 1017年通期

では、2017年と2016年の新規梅毒感染者の件数を月別に見てみましょう。

月別梅毒12月
グラフ4.月別新規梅毒感染者

青色の棒グラフが2016年、赤色の棒グラフが2017年です。

グラフ4を見てお分かりの通り、2017年は12月まで全ての月で前年を上回るペースで感染者が報告されています。

実に新規梅毒感染者は2014年1月から48ヶ月連続、丸4年間ずっと前年同月を上回るペースで増え続けているのです。

なぜこんなにも梅毒感染者は増加し続けるのか?

当サイトで先日記事にした、

新説・梅毒感染急増のわけ

この説が有力なのではないか・・・。個人的にはそう思っています。

以上、2017年12月の梅毒動向でした。

アイコンボタン梅毒は早期に見つけないと完治までの時間が長くなります。

アイコンボタン梅毒感染者急増!この2年間で2倍に増え、更に増加傾向にあります。

アイコンボタン梅毒とHIVは重複感染が多く、重症化したり進行が早まったりします。
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