2017年の新規梅毒感染者の速報値7月版です。

データソースは国立感染症研究所の週報です。

『IDWR速報データ』

今回は2017年第30週(~7月30日)までの累計データです。

*週報はあくまで速報値であり、後に修正になることがあります。

当月報では次の2つのデータをあなたにお届けしています。

●2017年の新規梅毒感染者の累計

参考値として梅毒と重複感染の多いHIVも合わせてご紹介しています。

●2017年月別の新規梅毒感染者

参考値として2016年の同データを合わせてご紹介しています。

 

◇第30週(~7月30日)までの累計

種類/月 7月新規 7月30日累計
梅毒(件) 510 3,123
HIV(件) 118 797

月報7月
グラフ1.第30週までの累計

赤い折れ線グラフが梅毒、青い折れ線グラフがHIVです。

注目すべきは梅毒感染者の累計件数です。

何と7月末ですでに3,000件を突破しています。

ここで比較の為に昨年同時期の梅毒とHIVの累計データを載せておきます。

■2016年同時期(第30週までの累計)

●梅毒 2,410件

●HIV  804件

すなわち、7月末時点で昨年同時期と比べると、こうなります。

●梅毒 +713

●HIV ー7

うーん、梅毒感染者の増加ぶりが目立ちます。昨年よりも約30%も増えています。

このままのペースで増え続けると2017年通期では5,000件を軽く突破しそうです。

何とも恐ろしい件数になっています。

若い女性にも梅毒感染が広まっており、母子感染による先天梅毒も増えています。

 

◇月別新規梅毒感染者件数 7月まで

では、2017年と2016年の新規梅毒感染者の件数を月別に見てみましょう。

月報7月2
グラフ2.月別新規梅毒感染者

グラフ2を見てお分かりの通り、2017年は7月まで全て前年を上回るペースで感染者が報告されています。

特に6月はひと月で650件と、まさしく急増ぶりでした。

7月は510で6月よりは減りましたが依然として急増ペースです。

当サイトで何度も繰り返し記事にしていますが、梅毒に感染しても無症候の場合があります。

あなたも自覚症状が無いから安心だとは思わないでください。

例え無症候であっても梅毒感染の心当たり、不安があれば早めの梅毒検査をお奨めします。

以上、2017年7月の梅毒動向でした。

アイコンボタン梅毒は早期に見つけないと完治までの時間が長くなります。

アイコンボタン梅毒感染者急増!この2年間で2倍に増え、更に増加傾向にあります。

アイコンボタン梅毒とHIVは重複感染が多く、重症化したり進行が早まったりします。
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