ここ数年、新規の梅毒感染者が急増しています。ネット上でも色んなメディアがその急増ぶりを取り上げています。

例えばこんなサイトです。

■国立感染症研究所 増加しつつある梅毒

■梅毒感染者、10年前の3倍に

■日本でなぜか梅毒パンデミック発生の謎

それで、実際にどのくらい梅毒感染者が増えているかと言えば、下のグラフを見て下さい。厚生労働省のデータを私がグラフ化したものです。

梅毒感染者の推移
グラフ1.梅毒感染者の推移

確かにグラフを見ると平成23年から梅毒感染者が急増しています。特に男性の増え方は強烈です。平成22年から平成平成26年までの増え方を見ると、こんな感じです。

●平成22年   621件

●平成23年   827件

●平成24年   875件

●平成25年 1,228件

●平成26年 1,683件

実に平成26年は平成22年の2.7倍にまで感染者が増えています。(データは全て厚生労働省ホームページより)

では、この急増している梅毒感染者を過去3年分男女別、年代別に増加の様子をグラフ化してみました。

●平成24年~平成26年 男性梅毒感染者の年代別推移

男性年代別
グラフ2.男性梅毒感染者の年代別推移

グラフ2からお分かりの通り、全ての年代で梅毒感染者は増加しています。中でも30代、40代の増え方は急激です。男性の場合は男性同士の性的接触による感染が増えていると言われています。HIV感染と同じ感染ルートです。

ただ、それがなぜこの数年で急増したのでしょうか。そこを解説した記事はまだ見つけていません。

 

 ●平成24年~平成26年 女性梅毒感染者の年代別推移

年代別推移女性
グラフ3.女性梅毒感染者の年代別推移

女性の梅毒感染者も急増しています。特に20代の感染者は平成26年には前年の2倍以上に増えています。梅毒スピロヘーターはHIVと違って感染力の強い病原菌です。男性の感染者が増えれば当然女性の感染者も増えます。

しかも梅毒はコンドームだけでは100%感染予防することが出来ません。性器以外の場所に患部があって、炎症や潰瘍があればそこから感染するのです。

またオーラルセックスで感染するのはむろんですが、それ以外にも素股行為やディープキスでも感染する可能性があります。

梅毒は感染後の第二期が最も感染力が強くなります。時期で言えば感染後3ヶ月から2年くらいの間です。第二期に入ったばかりだと、自覚症状が出ていないか、出ても薄い可能性があります。

自分で梅毒感染に気付かず性行為をすると最も感染力の強い時期なので二次感染が広まる恐れがあります。

梅毒予防にはまずはコンドームを使うこと、そして相手の身体に発疹、潰瘍などの異常があれば性行為をしないことです。もしもあなたに梅毒感染の不安があるなら、早期に梅毒検査を受けられることをお勧め致します。

早期に感染が分かれば治療期間が短くて済みます。発見が遅れると治療が長引きます。そして梅毒はHIVとの重複感染が多い性感染症でもあります。

もしもあなたが梅毒検査を受けるなら、ぜひHIV検査も同時に受けて下さい。梅毒とHIVが重複感染すると単独感染より重症化したり、進行が早まったりすることがあります。

■梅毒はHIVと重複感染の例が多く、重症化したり進行が早まることがあります。
・STDチェッカー TypeO(男女共通)
梅毒・HIV・B型肝炎 重複感染が多いので同時検査がお勧めです。

■梅毒が不安ならこれらの性感染症は大丈夫ですか?みな同じ感染ルートです。
・STDチェッカー TypeE (男性用)(女性用)
梅毒・HIV・B型肝炎・クラミジア・淋菌 5つの性感染症がまとめて検査可能です。

■検査の信頼性について(郵送検査認定事業者とは?)

■利用者の声(6372件の口コミ)