2014年に報告された新規の梅毒感染者の実態をあなたに情報発信します。あなたの梅毒感染予防にお役立て下さい。

データは国立感染症研究所 感染症疫学センターホームページからです。(リンクが切れてたらごめんなさい!)

今回はあなたにグラフを2つお見せします。1つは実績データをグラフ化したものです。もう一つは実績データを元に私が計算して推測したものです。

ではどうぞご覧下さい。

◇2014年の梅毒新規感染者は・・・増加継続!

2014年の新規梅毒感染者のお話しの前に、2013年のお話を先にしますね。2013年については、すでに2つの記事を載せています。

『梅毒感染者はMSMの間で急増!』

『東京では梅毒がアウトブレイク!』

この2本の記事でした。いずれも新規梅毒感染者の増加ぶりが尋常ではないと言う内容です。それまでとは増加のペースが違います。

しかし、2014年はもっと恐ろしいことになっています。どう恐ろしいのか、まずはグラフ1をご覧下さい。


グラフ1.新規梅毒感染者2014年10月1現在

2013年に急増した新規梅毒感染者は2014年においても急増し続けています。いや、グラフを見る限り増加のペースは落ちている、あなたはそう思うかも知れませんね。

しかし、このグラフ1の2014年(平成26年)のデータは、10月1日現在における新規梅毒感染者のデータなのです。つまり、2014年の10月、11月、12月と、3ヶ月分のデータが入っていません。恐らくまだ正確な集計が間に合っていないのだと思います。

その3ヶ月分が入ってなくても新規梅毒感染者の増加傾向はハッキリと出ています。では、仮に2014年の10月~12月が、それまでと同じペースで感染者が発生したと仮定したらどうなるでしょう。

私が単純比例計算でシュミレーションしたのがグラフ2です。どうぞご覧下さい。・


グラフ2.2014年新規梅毒感染者推測

いかがでしょうか。2014年の1月から9月までと同じペースで10月から12月も感染者が発生したとすると、このようなグラフになります。

2014年の新規梅毒感染者は1,700人に達し、前年の1.38倍です。わずか2年前のほぼ2倍です。いかに2013年、2014年に急増しているかが分かります。

むろん、2014年の10月から12月分は私の計算通りに増えるかどうか、それは分かりません。しかし、いずれにしても新規梅毒感染者が急増している傾向にあることは間違いありません。

◇なぜ梅毒感染者は増えた?

ではなぜ、梅毒感染者は急増したのか?この理由について、国立感染症研究所 感染症疫学センターホームページでその理由の1つに、

『これまで報告されていなかった梅毒感染報告が、報告されるようになったのではないか』

と書かれています。

梅毒はHIV感染症と同じ、全国どこの医療機関で感染者が見つかっても7日以内に保健所に届け出る義務があります。つまり全数報告対象の性感染症なのです。

しかし、実際の医療現場では煩雑な業務に追われてついつい報告義務が置き去りにされているケースもあるそうです。同じ全数報告対象のHIV感染症とは扱いが違うようです。まぁ、それも分かるような気がします。

ここ数年、日本では新規のHIV感染者の報告件数はおよそ1,500件です。それに比べて梅毒はずっと1,000件以下でした。これはHIVと梅毒の感染力を考えたとき、あり得ない件数だと指摘する専門家もいました。少なくとも梅毒感染者はHIVの2倍から3倍はいるはずだと。

ここにきて梅毒感染者の報告件数は軽く1,000件を超え、HIV感染者の報告件数を追い抜きそうです。この事実を見ても、梅毒が決して過去の性感染症ではないことが分かります。

新規梅毒感染者の報告件数が増えた理由はともかく、あなたもくれぐれもご用心下さい。梅毒は例えコンドームを付けていても完全には予防出来ません。その理由はこちらに説明してあります。怪しい相手とのセックスは避けた方が無難ですね。

『梅毒はキスだけでも感染する?』

■梅毒はHIVと重複感染の例が多く、重症化したり進行が早まることがあります。
・STDチェッカー TypeO(男女共通)
梅毒・HIV・B型肝炎 重複感染が多いので同時検査がお勧めです。

■梅毒が不安ならこれらの性感染症は大丈夫ですか?みな同じ感染ルートです。
・STDチェッカー TypeE (男性用)(女性用)
梅毒・HIV・B型肝炎・クラミジア・淋菌 5つの性感染症がまとめて検査可能です。

■検査の信頼性について(郵送検査認定事業者とは?)

■利用者の声(6372件の口コミ)