あなたは、ご存知ですか?

日本国内の新規梅毒感染者はこの5年間で6.6倍に急増しています。(国立感染症研究所データ)決して過去の性病ではありません。

梅毒感染で必ず症状が出るとは限りません。日本性感染症学会『性感染症 診断・治療 ガイドライン 2016』によれば、2015年の新規梅毒感染者の凡そ1/3は無症候梅毒でした。

梅毒・HIV・B型肝炎は重複感染が多く、放置すると進行が早まったり、より重症化する危険性もあります。

*あなたのご自宅でTP抗原法(CLEIA法)による梅毒検査が可能です。

■STDチェッカー タイプO(男女共用)

 

母親が梅毒に感染し、治療で完治してから出産した場合、生まれてくる赤ちゃんに梅毒抗体は存在するのでしょうか?

当サイトで何回も記事にしていますが、梅毒に感染して生成された抗体は、梅毒が完治しても体内に残ります。従って一度でも梅毒に感染すると、その後梅毒の抗体検査では常に陽性判定となります。

では、母親が梅毒治療を受けて完治した後に出産した場合、生まれてくる赤ちゃんには梅毒抗体は存在するのでしょうか?あなたはご存知ですか?

梅毒の一般知識としてお読みください。

◇母親から赤ちゃんへ梅毒抗体は移行する

まず結論から先に書きます。母親に梅毒抗体が存在する場合、生まれてくる赤ちゃんにも梅毒抗体が存在します。私が調べた複数の医療サイトには全てそう書かれていました。

母親が梅毒抗体を持っているのは次の2つのケースです。

●過去に梅毒に感染したことがあり、現在は完治している。

冒頭にも書いたように、梅毒に一度でも感染すると薬で完治しても梅毒抗体は残ります。病原菌である梅毒トレポネーマが完全に駆除されても抗体は残るのです。

そして妊娠中に母親の梅毒抗体が赤ちゃんへ移行します。生まれてくる赤ちゃんは最初から梅毒抗体を持っているのです。しかし、これは梅毒の母子感染とは全く違います。

母親の体内に梅毒トレポネーマは存在せず、赤ちゃんが梅毒を発症することはありません。単に抗体を持っているだけです。

●母親が梅毒に感染している。

母親が梅毒に感染していれば当然体内には梅毒抗体が生成されています。この場合も梅毒抗体は妊娠中に赤ちゃんへ移行します。

しかし、母親の体内には梅毒トレポネーマも存在し、こちらもまた赤ちゃんへ移行します。そしてこのまま生まれてしまえば梅毒の母子感染が発生してしまいます。

梅毒の母子感染は胎内感染によって起こり、感染した胎児の40%は子宮内死亡または周産期死亡するとされています。周産期死亡とは、妊娠満22週以後の死産と生後1週未満の早期新生児死亡をあわせたものを言います。

このように、生まれてくる赤ちゃんに梅毒抗体が存在しても、それは梅毒の母子感染によるものか、あるいは完治した母親からの抗体だけの移行なのか、両方のケースが存在します。

◇赤ちゃんの梅毒検査

従って、母親が梅毒抗体で陽性判定の場合、生まれてきた赤ちゃんに対して梅毒検査を行います。もしも単に抗体だけが母親から移行した場合は、時間と共に抗体値は減少していきます。

しかし、母子感染によって梅毒に感染している場合には梅毒の抗体値が減りません。これで赤ちゃんも梅毒に感染していることが分かり、治療を行います。

もっとも、赤ちゃんが生まれる以前に母親が梅毒に感染したままか、治療によって完治しているか分かっています。妊婦健診に梅毒は必須項目です。

従って母親が梅毒に感染したままと分かっていれば母子感染を防ぐための対策を妊娠中から行います。

では、母親からの移行抗体は赤ちゃんの体内にいったいいつまで存在するのでしょうか?私が調べたところ、岡山大学のホームページに次のような記載がありました。

『母親からの移行抗体は、生後5ヶ月までにほぼ消失する。もしもそれ以降も陽性が持続する場合は先天梅毒が疑われる。』

と書かれています。

しかし、この辺りの説明は複数の医療サイトを見ましたがかなり難解であり、また異なる見解が書かれてあったりします。私としては完全には理解できずにいます。

取りあえず今回の結論としては、

母親に梅毒抗体が存在する場合、生まれてくる赤ちゃんにも梅毒抗体が移行する。

ということです。

ただし母親がすでに梅毒の治療を受けて完治して出産した場合には生まれた赤ちゃんに母子感染する心配はありません。単に抗体が移行しただけです。

従って妊娠中に梅毒検査を受けることが必須となります。

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