あなたは、ご存知ですか?

日本国内の新規梅毒感染者はこの5年間で6.6倍に急増しています。(国立感染症研究所データ)決して過去の性病ではありません。

梅毒感染で必ず症状が出るとは限りません。日本性感染症学会『性感染症 診断・治療 ガイドライン 2016』によれば、2015年の新規梅毒感染者の凡そ1/3は無症候梅毒でした。

梅毒・HIV・B型肝炎は重複感染が多く、放置すると進行が早まったり、より重症化する危険性もあります。

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無症候性梅毒陳旧性梅毒について説明したいと思います。

無症候性梅毒は「無症候」と名前がついているので、だいたいどんなものか想像できますね。では陳旧性梅毒はどんなものでしょうか?「陳旧性」って、どんな意味でしょう。

◇ネットで見かけたある相談

たまたまですが、ネットの相談サイトで梅毒感染に関する相談を見つけました。ご相談者は60歳を超える年配の男性です。たまたま行った梅毒検査で陽性であることが判明しました。

しかし、その陽性は現在も梅毒に感染していることを意味するのではなく、過去に梅毒感染の履歴があることを意味するものでした。(詳細は「梅毒血清反応の解釈」参照)

しかし、その男性は過去に梅毒に感染した覚えなど全くなく、むろん治療もしたことがありません。いったいどうして今回の梅毒検査で陽性になったのか、過去の感染履歴が出たのかさっぱり分かりません。

それでネットの相談サイトに書き込みを行ったのです。さて、この男性が主張することが事実だとすると、本当にこんなことが起こり得るのでしょうか?

◇無症候梅毒と陳旧性梅毒

そのネットの相談コーナーには何人かの人が回答を書き込んでいました。しかし何分にもネットの相談サイトなので回答者の素性は不明だし、回答内容の信ぴょう性も担保されている訳ではありません。

そこで、私が以前に見つけたこのサイトの記事をここでご紹介したいと思います。

『梅毒の臨床症状、 検査と診断、 治療 』

この記事は国立感染症研究所のホームページに掲載されたものです。この中に無症候梅毒と陳旧性梅毒の記述が出てきます。ここに引用します。

『Ⅰ期からⅡ期への移行期、 Ⅱ期の発疹消退期などに皮疹がみられない場合(潜伏梅毒)や、 陳旧性梅毒(既に治癒しているが血清反応のみ陽性)を無症候梅毒という。大半の患者は無症候梅毒で終始し自然治癒していると考えられている。』

こう書かれています。

すなわち、梅毒に感染しても症状の出ない場合があり、その場合は大半が自然治癒するという訳です。陳旧性梅毒とは説明にもあるように、一度梅毒に感染して治療を受け、現在は完治しているが梅毒抗体反応だけが残った状態を言います。

「陳旧性」とは主に医学分野で使われる時間の経過を表す表現で、「古い」とか「すでに終わった」などの意味です。

さて、この国立感染症研究所の記事を、先ほどのネットの相談者の疑問に当てはめてみると・・・

◇知らないうちに感染して知らないうちに治る?

まず、何らかの感染ルートによって本人が知らないうちに梅毒に感染したとします。この可能性は後ほど考えます。取りあえず知らないうちに感染したとします。

そして、その感染が無症候梅毒だったとします。すると何も梅毒の症状が出ないまま、治療を受けることもなくいつの間にか自然治癒することがあり得ます。そして梅毒抗体だけが残ります。

梅毒抗体はその後も残りますから、ずっと後になって梅毒抗体検査を受ければ陽性となり、冒頭の相談者のケースは起こり得る話と言えます。

では、本人が知らない間に梅毒に感染することがあり得るのか?これはどうでしょうか。私が専門書や公的医療サイトで調べた限り、梅毒は空気感染、飛沫感染はしません。また衣類や食品、食器などからも感染しません。

梅毒感染者の体液が相手の粘膜部に接触することで感染します。従ってもっとも考えられるのは性行為感染です。ただ、直接挿入行為はなくてもオーラルセックス、素股行為、あるいはディープキスなどでも感染する可能性があります。

いずれにしても本人が梅毒感染者と全く接触を持たないのに感染するというのは考えにくい話です。従ってご本人に覚えがなくてもどこかで梅毒感染者と接触しているはずです。

そして梅毒に感染し、そのまま無症候状態が続けば本人は梅毒に感染したことに気づきません。本人が知らない間に梅毒に感染することは大いにあり得る訳です。

まぁ、こうした話はあくまで机上の論理であり、冒頭の相談者の真実がどこにあるのか、それは私には分かりません。でも、無症候梅毒、陳旧性梅毒を考えると、可能性はあります。

そしてもしかしたら将来あなたの身の上、私の身の上にも同じ状況が起こるかも知れません。そのときにはぜひこの記事を思い出してください。

 

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